【特典情報】『ちいさな君と、こえを遠くに2』『要らずの姫は人狼の国で愛され王妃となる!』
ssです。講談社ラノベ文庫/Kラノベブックスf、
6月新刊担当作の特典情報ご紹介です!
★ちいさな君と、こえを遠くに2
『銃皇無尽のファフニール』『剣帝学院の魔眼賢者』ほか多数作品でご活躍の
ツカサ先生と、
大人気イラストレーター、
しらたま先生がコンビを組んでの最新作!
【内容紹介】
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奏太がソラたちに声優になるためのレッスンを始めてから二ヵ月。
訪れる夏休み。
オーディションの結果、個人アニメクリエイター・ 南エレナの次回作に出演することになったソラたちは、収録のため、 みんなで一緒に東京に向かう。
それぞれの想いを胸に秘めつつ、 東京観光をしたり、まるで合宿のような共同生活をしたりと、奏太 とともにかけがえのない夏のひとときを過ごすソラたち。
進む収録。行われるPVの発表会。
高まる期待と――プレッシャー。
だが、事件は突然起きる。
ソラの声が突然失われてしまったのだ。
彼らは壁を乗り越え、自らの道を――“色”を見つけられるのか……?
夢を諦めかけた少年と、夢に向かう少女たちの物語、待望の第二弾!
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◆メロンブックス様
【しらたま先生描き下ろしイラスト&ツカサ先生書き下ろしSSブックカバー】
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『ソラと汀』
「――これで算数の宿題は終わり」
鉛筆をコロンと机に転がし、ソラはうーんと大きく伸びをする。
夏休みの宿題は大体が片付いた。後は――。
「自由研究、何にしようかなぁ」
居間の天井を眺めながらソラは呟く。
「長くお出かけするから観察日記はダメ……というか合宿までに終わらせたいし……」
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◆ゲーマーズ様
【しらたま先生描き下ろしイラスト&ツカサ先生書き下ろしSSペーパー】
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『忍と紫苑』
「あ、紫苑お姉ちゃん」
「忍さん――こんにちは」
ある日の昼休み。
学校の廊下で二人はばったりと顔を合わせた。
「何してるの?」
「図書室に行くところですわ」
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また、電子版には【しらたま先生描き下ろしイラスト&ツカサ先生書き下ろしSS】がつきます!
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『リトルガールズトーク』
「今日はカナ兄とトーコ姉、遅くなるんだっけ?」
桜乃美沙貴はしんとした館内を見回して言う。
閉館時間が過ぎ、子供たちが帰った後の児童館は静まり返っている。
「何かクラスの用事があるとのことでしたわ。お二人が来られるまで暇ですわね」
声のレッスンにいつも使っている防音室。
そこに置かれたピアノの椅子に腰かけて、東雲紫苑は小さく欠伸をした。
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★要らずの姫は人狼の国で愛され王妃となる!
Kラノベブックスf!
水仙あきら先生による
「小説家になろう」掲載のファンタジー作品を、
とき間先生にイラストご担当いただいております!
コミックも好評連載中!
【内容紹介】
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皇帝夫妻の娘として生まれながらも、双子を忌む因習によって捨てられたエルネスタ。
市井で育った彼女の元に、ある日皇帝からの使者がやってくる。
「出奔した姉姫の代わりに蛮族たる人狼王イヴァンの元に嫁ぐこと」
身勝手な勅命を最初は断るものの、育ての母の病気を治すことを条件に引き受けることに。
しかし恐々としながら嫁いでみれば、超絶美形の夫は特に恐ろしいことをしてくるでもなく、周囲の人狼たちも良いひとばかりだった。
しかもエルネスタの庶民根性は、少数民族である人狼族にばっちりフィット。
市井で培った明るさと根性が役に立ち、最初は壁のあった彼らとも打ち解けていく。
やがて周囲から敬愛される王妃となるのだが、身代わりであるエルネスタはきちんとわきまえていた。
これは双子の姉が連れ戻されれば終わる仮初めの立場なのだから、彼らの好意に甘える気なんてない。
それなのに、なんだか最近人狼陛下との距離が近いのですが……?
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◆メロンブックス様
【水仙あきら先生書き下ろしSSペーパー】
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吾輩は狼である・番外編
はあ。今日はいい天気だなあ……。
俺は今、中庭に身を横たえている。場内と城下町の見回りを仕事とする俺だが、それが終わったら基本的にはフリータイムなのだ。
王城を含めたラシュトフカは標高が高く、俺が元に住んでいたところよりもだいぶ涼しい。冬は厳しいが夏は気候が良いから、日陰で昼寝をすると気持ちがいいんだよな。
少し前にはエリーの体調も良くなって、今日の国王夫妻は揃って初の公務に出かけている。王妃の部屋に行っても誰もいないので、俺は暇を持て余す羽目になった。
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盛りだくさんの特典、ぜひお楽しみに!
どうぞよろしくお願いいたします!