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ssです。
あさのハジメ先生×
たにはらなつき先生がお贈りする、
ライトノベル業界に嵐を巻き起こす(?)疾風怒濤の学園ラブコメ、
『桃音しおんのラノベ日記3』
1巻発売時に公式サイトで連続更新しました、
あさのハジメ先生書き下ろしの、
モモ先生のラノベQ&A WEB出張版が、
3巻発売に合わせてまたまた編集部ブログに出張!
本日は
第16回更新ですよー!
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モモ先生のラノベQ&A WEB出張版 Part16

「『桃音しおんのラノベ日記3 16歳の編集活動』は4月2日発売っ! 季節は春! サクラ咲いちゃうこの季節にまたまたまたモモのコーナーのお時間だーv(≧∇≦)v ところで、もうすぐ今年も四分の一が終わるわけだけど、汐音と椎名の原稿の調子は――」

「では読者の方からいただいた質問をご紹介しますね! 『発行部数は、どういう基準で決めていくんでしょうか? やはり予約注文があると、それに参考に上積みしていける感じでしょうか』」

「担当編集さんの質問から逃げましたね、せんせい」

「まぁ、読者の質問からは逃げられないがな。というわけでQ&Aスタートだ。発行部数は編集会議や出版社の営業さんとの打ち合わせで決定することが多い。ただ、予約注文を参考にするということはないと思う。あくまで売り上げデータを見て増やすか減らすかそのままか判断している」

「なるほど。でも、一巻の発行部数には差がありますよね?」

「うむ。作家さんやイラストレーターさんが実績のある人だったり、実績のある編集者が『この作品は売れる!』と営業さんに交渉すれば発行部数は増えるかもしれん。ただ、最近は売れそうな作品でも一巻の初版を普通より減らすこともあるがな」

「えっ、どういうことです?」

「あえて少ない数を刷って、売り切れにさせるんだ。そうすると必然的に重版がかかり、ネットや書店で『緊急重版決定!』と宣伝できるだろう? つまり、作品に勢いがあるように見せることができる。結果的に、それが作品の売り上げUPに繋がることもあるわけさ」

「なんだか、ちょっとブラックな話になっちゃったような……」

「何を言う! こんなのブラックでもなんでもないぞ! むしろグレーだ! 灰色な感じだ!!」

「ホワイトだという意識はないんですね……。何はともあれ、『モモ先生のラノベQ&A WEB出張版』では今後もブラック&ホワイトな感じでラノベ業界の疑問について迫っていきます。質問はまだまだ募集中ですので、何かあればどんどん
公式ツイッターにリプライを飛ばしてください。皆様からのご質問を、お待ちしています。http://twitter.com/momorano」
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ということで、4/2発売の『桃音しおんのラノベ日記3』をどうぞよろしくお願いいたします!