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みなさま、またまたお会い出来ましたね――


11月2日発売の、竹井10日先生新シリーズ

『誉められて神軍1 新宿市国』

いよいよ発売目前となってまいりました。
これまで、当ラノベ文庫ブログにて
主な登場キャラ――
 
《誉めて伸ばす人》《誉められて伸びる人》
 
――をご紹介いたしましたが、 
今回は前回予告いたしましたように
作品誕生までの軽い裏話的なところを少々
紹介させていただこうかと。

はい、こちら、いよいよ編集部に見本が到着しました!
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『誉め神』(ほめしん……が公式略称ですね)
その原型アイデアが登場するまで、結構な難産でありました。

作品の打ち合わせには、喫茶店とかを使う場合が多いのですが
それこそ秋葉原やら池袋やらの「ルノ◯ール」
どれほど通ったことでしょう……
 
思った以上に意外なところに
お店があるのを身をもって知ることになるくらい、
打ち合わせを重ねた記憶があります……。

――かつて前作『がをられ』の時には、メイド喫茶で打ち合わせを
試みたことがありましたが、場所柄お仕事には向いてないと
わかりました(笑)

そんなこんなでまず、ひとつの企画が産み出されました。
プロットが出来たところまでいっていた、とある企画ですが、
竹井先生があるとき

「この企画はボツにしましょう!」と一言。
かくして、幻の新企画が生まれ、すぐお蔵入りとなりました。

その直後、やはり池袋の某喫茶店にて
いつ終わるともしれない打ち合わせのなかで、
あーだこーだと頭を悩ますうちにふと「降りてきた」キーワード
それが

『誉めて伸ばす』

でありました。

その後はとんとん拍子でアイデアが出てきて、作品の方向性が
決まっていきまして……
改めて確認してみると、それが今年の3月くらいでした。

――その後、『がをられ』の最終巻原稿完成のすぐ後のこと。

担当:『あーもしもし、最終巻の原稿ありがとうございました!
それで、次は新作の原稿ですが……』

竹井:『あー、もう原稿書いてます。もう半分位できてまして
あと2週間で初稿できますよ!』

という、びっくりの会話を経て本当に2週間くらいで初稿が
完成したのです! 『がをられ』最終巻の原稿とほぼ同時進行です。

「この『誉められて神軍』は、僕の物書き史上、最高に猛スピードで
書き上げられた作品です」(1巻あとがきより)

アイデアというのは、出てく来ないときにはまったくどうにもならないが
降りてくるときには降りてくるものだ……そう語る作家さんや
漫画家さんがたくさんおられますが、まったく今回はその通りの
状況だったようです。

ちなみに、タイトルの『誉められて神軍』――
元ネタは、かつての有名なカルト的映画であります。
今回の仮タイトル案には

『誉めよ、ドラゴン(仮)』
『太陽に誉めろ!!(仮)』
『誰も誉めてはならぬ(仮)』

みたいなものがありました。
仮に、『誉めよドラゴン』だったら略称は
『ホメドラ』なんでしょうかね?

――ここで、みなさまに、竹井10日先生から、みなさまへの
メッセージをお届けいたします。

(『誉め神の前に企画して)没にした方も悪くはなかったんですが、
やはり、「今すぐ書きたい!」と思えるものを書く、
というのが正解だったかなと思います。
そして、今は「今すぐ読んで貰いたい!」という気持ちです。』

竹井先生のメッセージからも
本作品への熱い気持ちが伝わってきますね!

――ということで、裏話的なところはこのあたりに
しておきましょう!

発売までもうわずか!
ぜひとも『誉められて神軍』シリーズ
ごひいきに!!

ただいま内容充実中の
『誉め神』作品公式サイトも是非ご覧下さい!
 
次回は、今回ご協力いただきました各書店様の
『誉め神1』購入特典をご紹介いたします!


それでは近いうちにまたお目にかかりましょう。
おつきあいいただき、ありがとうございました!