【特典情報】『冰剣の魔術師が世界を統べる5』『双黒銃士と銀狼姫』
ssです。講談社ラノベ文庫
5月新刊担当作の特典情報ご紹介です!
★冰剣の魔術師が世界を統べる5 世界最強の魔術師である少年は、魔術学院に入学する
御子柴奈々先生による
「小説家になろう」にて大人気の圧倒的学園ファンタジーを、
『銃皇無尽のファフニール』『アークエネミー・スクールライフ』などで大人気のイラストレーター、
梱枝りこ先生が彩ってくださった本シリーズ、待望の第五弾!
今巻は過去と現在をつなぐ追想編です!
アプリ「マガポケ」でのコミカライズも好評連載中です!
【内容紹介】
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鈍色の空の下、レイ=ホワイトは在りし日々の記憶を思い出す――。
どこまでも深い闇。紅く染まった世界。行くあてもなく彷徨う日々。
そんな世界に差し込んだ、かすかな光――師匠リディアとの出会い。
「お前はこれからも、私と――いや。私たちと一緒だ」
生まれる師弟の絆。だがそれすらも、戦争という波に呑まれてゆく。
極東戦役の拡大。大切な仲間と、失われる命。そして覚醒する冰剣。
何かを探して歩き続けて目にしたものは、どうしようもない喪失で。
けれど慟哭の空の果てには、やがて希望の未来が待っているから――。
――これは今へと至る、少年が世界最強の魔術師となるまでの物語。
コミックも好評の王道学園ファンタジー、過去と現在をつなぐ追想編!
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◆メロンブックス様
【梱枝りこ先生描き下ろし&御子柴奈々先生書き下ろしリーフレット】

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『キャロルの謎』
「……朝か」
いつものように早朝に目が覚める。
俺がいつも先に起きて、朝食の準備などをしてから師匠を起こす。
それがいつもの流れである。
「うぅん……」
だが、今日もまた俺の隣にはある人間が寝ていた。
キャロル=キャロライン。
師匠の友人であり、今となっては同じ部隊のメンバーである。だが、キャロルがどうやって俺のベッドに忍び込んでいるのか、それは謎のままである。
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また、電子版には【梱枝りこ先生描き下ろしイラスト&御子柴奈々先生書き下ろし小説】がつきます!

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『「過保護なリディア』
「師匠。朝ご飯、置いてあります」
「うぅん……」
「それと自分は、今日はキャロルと出かけてくるので」
「うぅん……あぁ。分かったぁ……」
「では、行ってきます」
「……」
早朝のことである。
リディアは朝が弱いので、レイの言葉に対して適当に返事をしていた。
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★双黒銃士と銀狼姫
倖月一嘉先生による
第12回講談社ラノベ文庫新人賞【佳作】受賞作品を、
『俺だけ入れる隠しダンジョン』
などでおなじみのイラストレーター、
竹花ノート先生が彩ってくださいました!
【内容紹介】
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古の大戦により世界は荒み、人を食らう“人狼”に人類が脅かされる時代。
双子の兄妹・コウガとライカは人狼ハンター《双黒銃士》として身を寄せ合い生きていた。
しかしある日、二人の隠れ家が大量の人狼に急襲される。
――ライカが人狼に情報を横流ししたとしか思えない。
そう考えるコウガに裏切りの濡れ衣を着せられ、銃口を向けられるライカ。
何とか逃げ果せた彼女の前に現れたのは、銀狼姫と名乗る少女――滅びし人狼王家の姫君だった。
「あなた、わたくしたちに雇われませんか?」
始まる、まさかの人間と人狼の共闘。
そして動き出す人類と人狼の戦いの歴史――。
荒廃世界を駆けるガンアクションファンタジー冒険譚、今ここに開幕!
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◆メロンブックス様
【竹花ノート先生描き下ろし&倖月一嘉先生書き下ろしリーフレット】

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――ダークマター生成器。
これは、ライカがそう呼ばれるようになるまでの、長い長いお話しの序章――かもしれない。
「ライカ、人とは不完全なものなのです」
ツユキでのスバルとの対峙から数日後。まだコウガが目を覚まさぬ、双黒銃士の隠れ家。そのリビングで、サーリャは静かに言った。
「得手不得手というものがあり、誰もが何もかもを完璧にできるわけではありません。故に人は、他者と関わり、互いを補い合って生きる……そうでしょう?」
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◆ゲーマーズ様
【竹花ノート先生描き下ろしブロマイド】

また、電子版には【竹花ノート先生描き下ろしイラスト&倖月一嘉先生書き下ろし小説】がつきます!

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「コウガの馬鹿! デリカシーなさ男! もういい大っ嫌い!!」
パアァァァァン――と。
その日ツユキの街に、乾いた破裂音が響き渡った――
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「ようコウガ! 今日もこっぴどくやられたな!」
「あんな可愛い子にぶって貰えるなんていっそご褒美だよな」
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盛りだくさんの特典、ぜひお楽しみに!
どうぞよろしくお願いいたします!