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好きな森博嗣先生の作品は「笑わない数学者」、サトです。初めまして。

今回は講談社ラノベ文庫8月新作のご紹介。

GA文庫で「踊る星降るレネシクル」「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」「29とJK」「高3で免許を取った。可愛くない後輩と夏旅するハメになった。」等を出している裕時悠示先生が講談社ラノベ文庫に初登場。

イラストは、アニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」や「ViVid Strike!」のキャラクター原案、「魔法少女リリカルなのはViVid」のキャラクター原案&漫画等で活躍されている藤真拓哉先生に決定!

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■あらすじ
このラブコメ、普通じゃない。


「アンタと幼なじみってだけでも嫌なのにw」
「ああ、俺もだよ」
「えっ」
学園理事長の孫にしてトップアイドル・わがまま放題の瑠亜と別れた和真は「普通」の学園生活を送ることにした。その日を境に、今まで隠していた和真の超ハイスペックが次々と明らかになり――。
「わたし、和真くんだけにモテたいな……」
エリート学園のハイスペック美少女たちが、もう和真を放っておかない。モテの嵐と瑠亜の嫉妬を乗り越えて「普通」を貫けるか!?
裕時悠示×藤真拓哉が贈る「陰キャ無双」ラブコメ、開幕!

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本作は「小説家になろう」にて、裕時悠示先生が丸山ひま。名義にて連載していた人気の現代ラブコメ。

『「あんたと幼馴染ってだけでも嫌なのにw」「ああ、俺もだよ」「えっ」』あるいは『クラスから絶縁された陰キャが実は最強だった件について。』というタイトルで「現代ラブコメ」部門にて日間・週間・月間・四半期1位を獲得(2020年4月26日時点)。
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。





と、まぁここまでが普通の作品紹介。以降で、刊行までの経緯をご紹介~。


あいつのことか。
ああ、デビューから知ってる。
話せば長い、そう、古い話だ。
知ってるか?
ライトノベル作家は3つに分けられる、
面白さを求める奴、
こだわりに生きる奴、
市場を読める奴、
この3つだ。奴は――確かにエースだった。

2021年某日。
あれは雪の降る寒い日だった(というのは嘘で、雪は降ってなかった)。

編集者は、富山行きの北陸新幹線かがやきに乗っていた。

富山には白えびを食べに行った訳でもなく、西町大喜で富山ブラックを食べに行った訳でもなく、スパ・アルプスに行くためでもなかった。
(でも白えび刺身丼は美味かったし、大喜は本当に濃かったし、サウナと天然水水風呂は最高だった)

編集を担当して、もっとも付き合いの長いひとりのライトノベル作家さんに、当時在籍していたレーベルを離れることを伝える、別れの挨拶のためだった。

(・ワ・)「という訳で、転職することになりました。新作準備しているタイミングで申し訳ありません」
裕時悠示「マジかー。あちらに行かれるのかー」
(・ワ・)「急で申し訳ありません」

裕時悠示「ところで、『小説家になろう』で書いてた作品があるんですけど、御社でどうです?」
(・ワ・)「えっ、是非に! でも、どうした急に。『小説家になろう』で書いてたって初耳なんですけど!」
裕時悠示「ええ、言ってませんでしたし、別名義でやってたので」
(・ワ・)「マジかー。で、どんなの書いてたんですか?」
裕時悠示「ざまぁ&ハーレムで現代ラブコメ四半期1位、あと令嬢もので『アルファポリス』のホットランキング1位になったやつとか」
(・ワ・)「おおー、すごいんですよね! 知らんけど」
裕時悠示「担当さん、なろう知らないって言ってましたもんね。話すと長いのですが(本当に長いので省略)」

(・ワ・)「はあー、すごいっすね。ペンネーム隠して無名からのスタート、初日のブクマが4が厳しいことは私でもわかる。いつ頃書いてたんですか?」
裕時悠示「○○くらいの時期ですねー」
(・ワ・)「〆切りたくさん抱えていた時期じゃないですかっ! 何してはるんですかっ!」
裕時悠示「当時、ランキングで名前見かけた方々、今はもうかなり書籍化してますね。その後、カクヨムから書籍化デビューの人もたくさん(文句を聞き流しながら」
(・ワ・)「2ヶ月連続刊行の途中に引っ越しはじめたり、もー」
裕時悠示「で、どうです、興味あります?」
(・ワ・)「もちろん興味あります! (転職先の)編集部にすぐ相談します!」

というような経緯で、講談社ラノベ文庫より刊行することになった『S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。』、どうぞよろしくお願いします!